クリスマスカラーと言えば?

クリスマスといえば、「赤」、「グリーン」、「白」が定番色です。
煌びやかな装飾から連想される「金」や「銀」もクリスマスカラーといえるかもしれませんが、赤・緑・白の3色が揃うだけでぐっとクリスマスの雰囲気になります。

実は、この3色にはそれぞれ意味があるのです。
クリスマスカラーの緑色は常緑樹の緑で「永遠の命」を、赤色はイエス・キリストの流した血の色で「愛」を、そして白色はクリスマスに降る白い雪で「純潔」「春を待つ希望」を表しているといわれています。

クリスマスカラーの流行って?

それでは、近年どんな色が流行していたのか?今年のクリスマスは何色が新しいのか?
順に見てみましょう。

1999年頃から、クリスマスに「ブルー」が流行し、特に「紫みの青」が目立ちました。
クリスマスツリーのオーナメント、フラワーリースのパーツやリボンだけでなく、ウィンドウディスプレイやクリスマスカードなど多方面で数多く使われました。
「白」 、「薄いブルー」、「シルバー」とコントラストの強い配色でした。

「ブルー」と「白」の配色は「ホワイトクリスマス」から派生したに違いありません。
雪の影の部分は、白の中でもブルーに近い色になり、夕方から夜は雪がブルーに染まります。
夜空の色は黒ですが、濃いブルーでも表現されることがあります。
「暗いブルー」の夜空と「白」い雪は、とても美しい対照を生み出し、寒色系のすっきりとした雪の冷たさのイメージが、「ホワイトクリスマス」にピッタリのロマンチックな雰囲気でした。

2014年クリスマスカラーって?

さて、2014年の流行カラーは淡い紫色「ラディアント・オーキッド(Radiant Orchid)」。
「輝く蘭」と呼ばれるこの色は、ピンクと紫の中間色。日本で言う「藤色」に近い色です。

ファッションをはじめさまざまな業界で注目されています。
オーナメントやリボン、ラッピングペーパーなどの素材で流行色をとりいれてみるのもいいですね。

クリスマスに使用するものの意味

▼クリスマスツリー
冬でも葉が落ちない常緑樹が使われ、それが永遠の命を表してます。
ツリーを飾るのはドイツの風習でしたが、キリスト教の普及によって広まっていきました。

▼星(トップスター)
クリスマスツリー先端に飾られる星はベツレヘムの星(シュピッチェ)と呼ばれ、キリストが生まれた時に輝いていたといわれており、希望の星という意味があります。
また、賢者(学者や王様)を生まれた所へ連れて行ったとも言われています。

▼ベル(鈴)
ベルの音で魔物が近づかないようにする魔除けの意味があります。
そのほか、キリストが生まれたことを知らせた喜びのベル、迷子にならずに神様の元へ帰れるようにという説もあります。

▼りんご、赤い玉
エデンの園でアダムとイブが食べたとされる知識の木の実。
生きる喜び、豊かな実りといった意味があり、また、永遠の命を象徴します。

▼杖の形のキャンディ
羊飼いが持っている杖を表しています。
迷った羊を杖で引掛けて群れに戻したところから助け合いという意味があります。
ほかには羊飼いが羊を見守る姿が、キリストが人々を見守っている姿に似ているという説も。

▼クリスマスリース
リースの円(輪)は始まりも終わりもないことから永遠を意味しています。
魔除けや豊作祈願の意味があります。

▼靴下
サンタのモデルの聖ニコラスという人物が、貧しい家の娘のためにお金を投げ入れたところ、偶然靴下に入ったというのが由来。

クリスマスおすすめ花&グリーン

  • 薩摩杉

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  • ガーベラ

    クリスマスに赤×黒目(芯黒)でシックな印象。

  • 白いピンポンマム

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  • 赤いバラ

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